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建築業界に入るまで④

プライベート

『ログハウスがつくりたい』

 

ゆっくり、ゆっくり、愛知から帰ってくる中で、フォーク・カントリー・ロックをBGMに、海や山のきれいな風景を見ていると、よほどリラックスできたのか、幼少期の頃に感じていたことが頭の中を巡り始めました。

 

そして、自分のやりたい事って。。。自然に包まれて、みんなで一つのものを作り上げること。。。そうだ゜∀゜!!

 

『ログハウスがつくりたい』

 

 

福岡のプロダクション時代に、みんなで一つのものを作り上げる楽しさや喜びを感じていたことも加わって、その妄想が楽しくて、ワクワクしたのを覚えています。

 

早速、ログハウスを手掛けている会社はないかと探してみると、日田近郊では3社ほどありました。中には、社員募集しているところもあり、早速面談を受けました。

 

結果は、不採用。。。『体が小さく華奢(きゃしゃ)すぎる』というのが原因でした。

 

当時の私の体重は、47~48kgぐらいしかありませんでしたから、当然っちゃ当然の判断だったのかもしれません。

 

さあ、どうしましょう? 体力づくりをやる? ん―。。。

 

 

 

『インテリア会社へ就職』

 

「ん-」と悩んでても何も進展しないし、働かなきゃ生活は出来ないし。。。

ということで、『みんなで一つのものを作り上げる』に、ポイントを絞って探していたところ、インテリア会社の募集に目が留まりました。

 

仕事内容を見てみると、店舗の設計施工が主で、「店主からのオーダーを、プランナーをはじめ、大工さん、左官さん、電気屋さん、水道屋さん、塗装屋さん、内装屋さん、材料屋さん等々が、1つの図面を基に作り上げていくなかで、現場監理、進捗監理等を行って頂きます。」と、書かれていました。

 

いわゆる現場監督なのですが、その時のイメージは、福岡のビデオプロダクションの時の、ディレクションに似ているように感じ、面白そうだと思って面接を受けました。

 

面接当日

 

社長:「君は絵を描くのが好きかい?」

私 :「あっ、はい。」(半分は、就活のお決まり返答)

社長:「じゃあ、明日から来てもらえますか?」

私 :「あっ、はい?」

 

で、終了。なんか呆気にとられましたが、「合格」と言う事で、「まっ、いっか!」で、就職することになりました。

 

 

 

『弱い自分を露呈』

 

インテリア会社での最初の仕事は、現場の掃除からでした。ホウキとチリトリを持たされ、掃除以外、何することもなく、1日中現場にいました。

 

掃除しかすることがなかったので、張りきって掃いていると、いきなり塗装屋さんに『埃をたてるな!』と怒鳴られました。塗装したてのヶ所に、埃が付着して、そのまま固まってしまって、仕上がりがザラザラになるからですね。この頃は、一つ一つ細かいところまで覚えていっている時期でした。

 

入社から3ヶ月ほど経った頃、全体の仕事の流れもつかみ、現場の監理は任されるようになりました。でも、そんなに出来るようになったわけでもないので、複数の現場の進捗や内容がごっちゃになり、ダブル発注や職人さんの手配忘れなどのミスを犯してしまいました。

 

メンタル的にパンパンになり、現場でもピリピリして、施工の不具合を見つけては、横柄な態度で職人さんにダメ出しをしていました。するとある日、ある塗装屋さんが堪忍袋の緒が切れたのか、私に殴りかかってきて、華奢(きゃしゃ)な私は、フルボッコにされ、会社に戻っても「現場を監理できていない」と叱られました。

 

現場は、最悪な雰囲気です。

 

まあ、今考えれば、嫌な奴でした。自分の思うようにならず、出来ない自分への腹立たしさを、周りにぶつけるような奴でした。弱い自分が、露呈していました。当時の関係者の皆様、大変申し訳ありませんでした。よい、勉強をさせていただきました。

 

1994年、24歳でした。

 

 

 

『やっぱり、ログハウスをつくりたい』

 

そんな日々でしたので、溜まったストレスを吐き出すため、休日は一人で、ログハウス巡りや雄大な自然での乗馬、路上での弾き語り、ダンス教室に通いステージに立つ(赤いジャケット)など、様々な事をやって気を紛らわしていました。

 

 

人間関係に疲れ(原因は自分)、仕事⇔自然巡り&路上ライブ&ダンスを繰り返すうちに、精神的にも肉体的にも、同じ苦労や気を張るんだったら。。。“やっぱり、ログハウスをつくりたい”という思いが、日に日に強くなっていきました。

 

今思うと、出来ない自分から逃げ出したかったのかもしれません。

 

当時は、そういう事には気づかず、職人さんでなくとも、華奢(きゃしゃ)な私でもできそうな設計や監理で、ログハウスに携われるのではないか。。。そんな風に思って、ログハウスの会社へ雇ってもらえるよう、直談判へ向かいました。

 

 

-つづく-