先日、若い方と少し不思議な会話をしました。
恋バナ、というほどでもないのですが、「どうしたら付き合う相手って現れるんやろう?」という話題です。
若い方は、友達と占いに行ったそうです。
占い師さんに、こんなことを言われたと教えてくれました。
「あなた、推し活してるでしょ?」
「はい。遠くのライブにも行っています」
「だからよ。あなたが見ている世界は、一般的な日常じゃなくて、推しが活躍している世界。その世界観で、現実の異性を見ても、何も感じなくて当然よ」
「部屋も、グッズやポスターでいっぱいでしょ?」
「……はい」
話を聞きながら、正直なところ、
「それって占いか?」
とも思いました。
でも同時に、「なるほどな」と感じる部分もありました。
若い方から
「鍜治谷さんは、どう思う?」
と聞かれたので、私はこう答えました。
今の君は、推し活がしたくてしていて、楽しくて、そのおかげで知り合いも増えて、気の合う友達もできたんよね。
だったら、付き合える相手も、そういう流れの中で出会うんじゃないかな。
計算して出会う人、戦略を練って出会う人、少し無理した自分で出会う人。
そういう形で出会えたとしても、どこかで「違うな」って感じて、長く続かない気がする。
例えば、毎朝通る通学路。
自分はいつも通り歩いているつもりでも、新しいお店ができていたり、すれ違う人が変わっていたり、季節の空気が少し違って感じたりする。
周りは、実は刻々と変わっている。
もしかしたら、君が思っている以上に、
周りは君のことを見ているのかもしれない。
結局、出会いって、
自分で判断して、行動して、責任を持って、
日々を生きているその姿に、
誰かが興味を持つことなんじゃないかな。
モテるために何かをするより、
その生き方を続ける方が、正直しんどい!
でも、ルッキズムとか条件とかじゃない、
ちゃんとした出会いがある気がする。
そんな話をしました。
若い方は「なるほど」と言っていましたが、
たぶん、実感はまだないと思います。
でも、話し終わってから気づいたんです。
これ、若い方に言っているようで、
同時に、自分に言っている言葉でもあったな、と。
判断して、行動して、責任を取って、
それを繰り返しているから、
そこに興味を持つ人が現れる。
人との出会いも、仕事も、
たぶん同じ構造なんだと思います。
探さなくてもいい。
焦らなくてもいい。
今日をちゃんと生きること。
それだけは、手放さずにいたいと思います。
感謝・誠実・愛
家は人が住んでから初めて家になります。私たちはその空間を「ホーム」と呼びます。
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